羽生結弦さんのお話。
先日行われた四大陸選手権。
お隣の国、韓国で行われていたし、
チケットさえ取れれば観にいけたじゃん!なんて思いながら・・・
そのチケットを確保するのがきっと難しいだよね。。。
母の浅田真央ちゃん好きの影響で、
わりと昔からフィギュアスケートは見てたんだけど、
個人的に大好きなプログラムが
羽生くんの2012年のフランス・ニースで行われた世界選手権FS「ロミオ&ジュリエット」
転倒したところも含めて神演技と言われている。
まだ、17歳で身体も細くて、
転倒したけど、ジャンプとかばっちりきめて、
なんなら、真央ちゃんがあんなに苦しんでるトリプルアクセルとか
3回転とは感じさせないくらいスムーズに飛ぶけど、
最後のステップなんて、もう体力の限界みたいな感じが逆にたまらん。
そして、ラストで男なのにビールマンしちゃうところとか、もう異次元。
4分間のフリースケーティングでいろんな気持ちにさせられる。
見たことない人は、YouTubeで
「羽生結弦 ロミオ&ジュリエット 2011 ニース」で検索してみてほしい。
2014年でもロミジュリやってるけど、
私は圧倒的に2011-2012にかけてのロミジュリ派。
そもそも、ロミジュリって他にもいろんな選手がプログラム曲として使用するけど、
なんというか年齢制限がある楽曲だと思う。
そして、私の中ではもう羽生くんの曲というインパクトがあるから、
よっぽどスタイルがいい美男子じゃないと、私の中でははまらない。
四大陸選手権2017の羽生選手
話は反れたが、先日行われた四大陸選手権。
気づけば羽生くんの身体がガッチリしてて、
あんなに危なげないスケーティングだったのに、いまや安定感!
後半に大量ジャンプを持ってくる構成。
そんな今の羽生選手にぴったりなプログラム曲
久石譲さんの「Hope&Legacy」
この曲は、「Asian Dream Song」と「View of Silence」つなぎ合わせたものらしい。
本当に曲がいい!!!
ちょっと久石さんの音源が欲しくなってる。
曲の良さはもちろんだが、今回の四大陸選手権はFSのリカバリーの凄さが注目されてる。
羽生選手のフリースケーティングのプロトコル
リアルタイムで見ていて、すごいことはわかったが、もー素人にはついていけないレベルで、
結果を見ておさらい。
後半に入った6番目のエレメンツ、
4回転サルコーからのコンビネーションの予定が1本目のジャンプで2回転となり、
結果、2回転サルコー・1回転ループに。
そこから瞬時のリカバリーが始まった。
基礎点の高い構成にし、なおかつ違反(ジャンプの繰り返し)を防がなければならないし、
滑りながらの構成変更ってどんだけの対応力よ!という驚き。
12番目のエレメンツは3回転ルッツからトリプルアクセルに。
演技の最後の最後でトリプルアクセルだし、3点に近い加点をもらうって、どんだけ成長してるんだ!!
他の選手の結果もこちらで確認できる。
→ ISU Four Continents Championships 2017 MEN FREE SKATING JUDGES DETAILS PER SKATER(PDF)
ちなみに、私が大好きな2012年のフランス・ニースで行われた世界選手権FS
羽生選手「ロミオ&ジュリエット」のプロトコル
→ ISU World Figure Skating Championships 2012 MEN FREE SKATING JUDGES DETAILS PER SKATER(PDF)より
このときは基礎点(Base Value)が79.25。
今回の四大陸選手権は、93.20。
ここ数年でいかに男子フィギュアスケートが異次元になってきているかがわかる。
4回転なんて、もー4回本当に回ってるかわかんないし、
さっきよりちょっと早く回ったな!って思ったら、それが4回転。
私流ジャッジ。
今回の四大陸選手権の羽生選手の演技を見ると、
まだまだ可能性を感じた。
ジャンプが演技構成どおりできれば、
もっと久石さんの曲とシンクロして、よいものをみせてもらえそう。
2016-2017シーズンのフリープログラム、
わたしの大好きなロミジュリを超える演技が見れるのでは?と期待している。
#今回の演技も最高だったが、胸打たれる点では個人的にロミジュリが勝ってる。
私よりも年下だけど、間違いなく人生経験豊富な羽生選手から飛び出すお言葉。
高評価だし、ちょっと読んでみたい。
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