絵心ゼロなわたし、
無論美術品には疎く、有名な作品でさえギリギリの知識・・・
いや、ほぼないに等しい。。。
だから正直、美術館へ行っても楽しめないと思ってた。
でもそんな絵画情報に疎い私でも楽しめたオルセー美術館
「オルセー美術館」は建物が素晴らしい
有名な美術品が飾られていることはもちろんのこと、
オルセー美術館の見どころのひとつは、
美術館の建物そのもの!
このオルセー美術館をモデルに建設された
ベトナムのホーチミンにある「サイゴン中央郵便局」に
一年前訪れたばかり。
その時はまさかオルセー美術館へ足を運ぶとは思ってもいなかったので、
とっても感慨深かった。
オルセー美術館はもともとオルセー駅というターミナル駅だったので、
建物にもその当時の面影が残されている。
時計もそのひとつ。
オルセー美術館は展示されている美術品だけでなく、
建物そのものも素晴らしい。
オルセー美術館に展示されている有名画家
有名どころだけをササっと見て回った自分が悔やまれる。
でも、時間がない人にもオルセー美術館は本当におすすめで、
見て回りやすい。
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)
1853~1890年 後期印象派
このように入り口に画家の名前が記載されていて、
ほんとうに見て回りやすい美術館。
自画像
誰もが教科書などで見たことある作品。
生で見ると、やはり感動!
医師ガジェの肖像
これもまた有名な作品。
ローヌ川の星月夜(la nuit etoilee)
この作品は、オルセー美術館の中で一番テンションあがった作品かもしれない。
キラキラしてるの!
心奪われる!!!
ずっと見ていられるほど。
この絵画のグッズもたくさん売ってて、
いろいろ買いたい気持ちをグッとこらえたwww
ポール・ゴーギャン(Paul Gaiguin)
ゴッホと同じ後期印象派として、
ゴッホの近くに展示されていた。
ゴーギャンの絵は素人目でもすぐわかる!
ただ、わたしの知っている「タヒチの女たち」が飾られていなかった。。。
おそらく、他に貸出してたんだと思う。
そのショックで他の作品を写真におさめ忘れる・・・
ジャン=フランソワ・ミレー(Jean-François Millet)
1814~1875年 バルビゾン派
落穂拾い(Des Glaneuses)
オルセー美術館で外せない作品のひとつ
農民の姿にクローズアップし、
貧しさではなく、尊敬の意を込めて描いたとされる作品。
印象派の有名な画家をいくつかご紹介。
◆エドゥアール・マネ(Edouard Manet)
1832~1883年 印象派
笛吹く少年(Le fifre)
日本の浮世絵の影響も受けたとされる作品。
◆クロード・モネ(Claude Monet)
1840~1926年 印象派
モネについては、別ログでご紹介。
◆エドガー・ドガ(Edgar Degas)
1834~1917年 印象派
ダンス教室(Classe de danse)
ドガといえば、踊り子を描いたバレエ作品が多いことで有名。
モネと違って、裕福な家庭に育ったドガは
オペラ座の定期会員で、
バレエの稽古場や楽屋に自由に出入りでき、
踊り子たちの練習風景を観察していた経験から
これらの作品が生まれたそう。
青い踊り子たち
なんとドガは視力を失いながら、この作品を描いている。
◆ギュスターヴ・カイユボット(Gustave Caillebotte)
1848~1894年 印象派
床削りの人々
ブルジョワ(富裕者)階級出身で生涯裕福であったカイユボットは
収集家としての知名度が高く、
モネやルノワールの作品を購入し、経済的に支えたそう。
オルセー美術館に所蔵されている印象派の名作の数々は
カイユボットのもの。
そんなブルジョワ階級ならではの目線で捉えた
労働者の様子を描いたとされる。
「オルセー美術館」には素敵なカフェがある
Café Campana カフェ カンパナ
雰囲気いいし、次回はぜひこのカフェでランチをとって、
一日中オルセー美術館を堪能したい。
「オルセー美術館」への行き方
オルセー美術館へはメトロ12番線Solférino駅から向かった。
駅から降りて、看板を道なりに進んで行けば着くので
迷子になる心配なし!
行った日は、あまり混んでおらず、
すぐに入れた。
「パリミュージアムパス(Paris Museum Pass)」で入場。
今すぐにでも再訪したい美術館!!
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